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2016.12.07 Wednesday

「自罪」

 

雲ひとつないから

責められている気がして

だれも呼びとめられない

鮮やかなブイ

満ちていた星空が

いつしか朝焼けて

上新田港まで歩いた

 

罰はないけれど

罪ばかりだから

朽ちた水色のはしごが

用途もわからないまま

港までの道に置かれて

妙に 納得してしまう

 

十一月、まだ

つめたいものしか売っていない

自動販売機

海猫が鳴く

呼びとめられない

ひどく無垢に咲いて

網が丁寧に待機して

 

ミモザの名前を

すぐに言えなかった日

あなたにばかにされた

当然だとおもう

 

 

 

(2016.12.07)

 

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